Google Code Prettify

2009年4月21日

ファイルサーバのHDDを省エネHDDに変更

VIA EPIA-EN が安定運用?の見込みが出てきたので、ちょっくら省エネを追求してみた。

今使っている Mini-ITX ケースは、「Be Silent GAWA6200」で、今使っている EPIA-ENシリーズにまさに対応しており、ファンレス運用が可能。ただ、どうも安定しないので12cmファンをぽこっと載せ、風量を確保する為に、エアフロー用の金網部分を外していた。するとちょうどいい具合に、オンボードの SATA ポートにアクセス出来る。なので、eSATA接続の外付けHDDが使える!!

P1010640

eSATA接続の外付けHDDは、USB接続みたいに速度が出ないことは無く、各社多様に製品群が発売されており、いろいろ選べてお得だし!安いし!速いし!良いこと尽くめ!

交換可能で静かなのが欲しいので、「LogitecのLHR-DS02SAU2」とWD10EADSの組み合わせを選んでみた。


"Logitec クレードルタイプ HDDリーダー/ライター LHR-DS02SAU2BU" (ロジテック)

さっと入れ替えてみると、、、アイドル時に約23W程度で、かつHDD が spindown? すると 20W 弱。負荷をかけても 30 W程度くらい。

P1010639

いい感じだぁ。全部が収まる Mini-ITXケースがあればいいのかぁ。

2009年4月19日

MacOSX で USB-RS232 アダプタを使う

USB-RS232 アダプタで MacOSX 対応のドライバを提供してるのはあまり見かけない。 初期設定を RS232 経由で行うルータとかハブとかがあり、その時だけWindowsとか言う奴を使っていた。

しつこく探してみたところ、オープンソースでドライバを作っているところがあった。 Prolific 社の PL2303 チップを使ったUSBアダプタ全般で使えるようである。

手持ちにある以下の二種類のアダプタで問題なく使えた。

  1. CentreCOM VT-Kit2 plus
  2. I/O DATA USB-RSAQ2

アレイドの奴は使えて結構嬉しい。

端末エミュレータには、MacPorts から screen を使えばよい。

% screen /dev/tty.PL2303-XXXXXXXX 9600 cs8
端末から抜けたいときはつかさず C-a C-\ とかやる。

2009年4月13日

VIA EPIA-EN で watchdog を設定

iPod Touch のアプリに某掲示板の専用ビューア BB2C がある。 結構使い勝手が良いので、最近ぱらぱら見るようになった。 その中で、自作PC板の低消費電力なんとかスレッドを覗いたら、 PCのアイドル時の消費電力が 20W〜30W の報告があり、10Wとかもある。 ちょっとビックリ。

なんやかんやで、ここ2年くらいCPUもマザーボードも買っていないので、 すっかり取り残されてしまったようである。 手持ちのパーツの Athlon64X2 3800+/M2NPV-VM/DDR2-800 2Gx4 を組み合わせて、 アイドル時の消費電力が 70W となど浮かれていたのは、どうも井戸の中の蛙だったようである。

はぁ〜〜。金欠だし、どうしてくれようかぁ

しょうがないので、箪笥の奥に眠っていた EPIA-EN12000EGを引っ張りだしてきたのだが、 コイツは Linux では時々ちょっと原因不明のハングアップして常時運用とか向かないので ゴミかなと思っていた代物である。

動かせるように組み直して計測してみると、アイドル時の消費電力が 15Wくらいである。 某 Early2009 とほぼ同じ。でもあっちは Core2Duo 、、、懐が淋しいので我慢しよう。

P1010634P1010635

最新のカーネルであれば、問題が修正されているかと思って様子を見たが、 頻度は多くないがハングアップする現象はあるようである。

マニュアルには「Watchdog Timer」の記述があり、コイツがなんとかできればハングアップしても強制再起動ができ、常時運用が出来そうである。

、、、えっと、ドライバはどれ?

ググるところ、小一時間。下記のURL のフォーラムにズバリの回答があった。
tkArena Forums > VIA Arena > VIA EPIA (Mini-ITX, Nano-ITX, Pico-ITX) Arena - hardware watchdog

Super I/Oチップの w83697hf に watchdog timer が実装されており、そいつがどっかにリセットのシグナルを出すらしい。

watchdog モジュールのロード

EPIA-EN12000EGの場合、watchdog はデフォルトI/Oポートにいないので、 w83697hf_wdtをロードしても、次のようなログが残り使えない。

[   30.529537] w83697hf/hg WDT: WDT driver for W83697HF/HG initializing
[   30.529550] w83697hf/hg WDT: Looking for watchdog at address 0x2e
[   30.529573] w83697hf/hg WDT: watchdog not found at address 0x2e
[   30.529580] w83697hf/hg WDT: No W83697HF/HG could be found

なので watchdog の I/Oポートを検索するために、wdt_io=0 を指定してロードすると、結果がdmesgに出力される。

[  202.597226] w83697hf/hg WDT: WDT driver for W83697HF/HG initializing
[  202.597241] w83697hf/hg WDT: Looking for watchdog at address 0x4e
[  202.597260] w83697hf/hg WDT: watchdog found at address 0x4e
[  202.597401] w83697hf/hg WDT: initialized. timeout=60 sec (nowayout=0)

再起動後に発見したI/Oポートを探すように、/etc/modprobe.d/local に書き出しておく。

options w83697hf_wdt wdt_io=0x4e timeout=60

watchdog パッケージの設定

Debian lenny なので、パッケージをサクッとインストールする。

# apt-get install watchdog

/etc/default/watchdog にモジュールの指定を書く。

watchdog_module="w83697hf_wdt"

今回は死活のみを監視するので、 /etc/watchdog.conf は下手にいじらないで次の行のみ有効化する。ただ、watchdog自体の負荷が気になるならば interval を多めに取ればいい(ドライバ指定のtimeout以下になるように)。

watchdog-device	= /dev/watchdog

watchdogデーモンを立ち上げると完了する

# /etc/init.d/watchdog restart

watchdog の確認

あぁ、、、「killall -9 watchdog 」で暫くして強制再起動がかかれば確認完了。。。

まとめ

なにげにSSD-IDEを載せたので、内蔵ストレージに書き込みが頻発するのは避けたい気がするので、箪笥の中から掘出した3年ものの外部ストレージをつけてみた。

P1010636

なに!PCの同じだけ電力を食うのかこの外付けHDDは!

なにげに、VIA EPIA-EN を使いこなしているような気がする。

久しぶりの投稿

かなり期間が空いてしまったが、ブログを再開してみようと思う。 2013年3月が直前の投稿だったが、頻繁に更新していた時期が 2011年11月までなので、8年間ぶりとなる。 8年間なにをしていたのかと言えば、2回転職して未だにIT技術者の職を得ている。 その...